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さて、今回使う道具は下記の通りだ。 ・FRP強化パテ ・水研ぎ対応紙やすり (300 600 1000 1500) 金やすり ・99工房 ブラック(トヨタ用 202) ・99工房 ウレタンクリアー ・留め具 (建築資材) ・バンパープライマー ・サンダー まず、バニアケースを留めるためについている金具を外す、この留め具はもう錆びすぎて使い物にならないので、これを破棄する。新しい留め具は購入してあるが、留めるねじの位置が違うので合うように新しく穴を開けておく。(写真を撮り忘れたので写真はない) 次に銀の下地をはがすために300番の紙やすりでで根気よく削る。水研ぎをすると、すんなりと下地を見せてくれるのでお勧めである。ある程度でたら、今度は600番で表面をならす。これも水研ぎ。 そして、下地をむjきだしにしたら今度はサンダーを使い、亀裂箇所を亀裂から溝に変える。ちなみに何故溝に変えるのかというと、この後パテ盛をする際に、パテとボディーとの密着をよくするためである。で、溝になったら300番の紙やすりで溝付近をきれいに削る。 そして、FRP強化パテを使い、パテ盛である。ついでに、古い留め具のねじ穴も埋める。 ちなみにこのパテ、中にケブラー繊維が入っているため、非常に頑丈なのだそうだ。2液式で硬化剤を混ぜて使用するタイプで、硬化剤の割合の目安として50対1の割合で混ぜれば良いそうだ。注意点として、固まるのが非常に早く、気泡を含みやすい点があるので注意していただきたい。 で、パテ盛を終えたら4時間ほど放置だ。4時間ほどたったら、今度は持った部分を平たくするべく、またやすりでごしごしと削る。ちなみにパテの量をつい多く盛ってしまい、紙やすりではとてもじゃないが出来ないということになったら、金やすりで適当なところまで削るのがお勧めである。 で、最後に600番である程度きれいにならしたら、成型は終了である。ただ、ここでの磨きは水研ぎを使ってはいけないので注意である。パテが水を吸ってしまい、強度が変わるそうだ。 さて、さて、ここまで終わったら、次は塗装の準備として、シリコンオフで表面の油分を取り除く。コツとして、吹き付けたら、液が乾くまでにきれいな布でふき取るのだそうだ。 さて、油分を取り除き、塗布する準備が終わったら、今度はバンパープライマーの出番だ。このバンパープライマーの役目は、主に塗料との密着強度の向上である。というのも、今回パテを修復に使っているのだが、どうやらこのパテというのは塗料が極端に乗りにくいようなのである。実際、別個でテスト用に固めたパテの表面に吹き付けてみると、塗料が流れてしまい、ほぼ塗装不可であることが分かった。 そこでこいつの出番なのである。 こいつを吹きつけ、10分間ほど放置する。こいつに色はないので、特に変化はない。 そして10分たったら、ようやくこいつを塗布する。 99工房 ブラック(トヨタ用 202) 本来プラサフを先に塗布するのだが、今回2液式のウレタンクリアーを使うということで、そこまでの必要はなしと判断した。 3回に分けて塗布し、厚みをある程度もたせる。ここまではラッカー式の塗り方で良い。本体と離す距離は15センチ程度が良いだろう。 するとこうなる。 さて、ここでいったん小休止である。 完全に乾くまで2日間ほど放置する。目安として、ラッカーの臭いが強いうちは次のウレタン塗装に移ってはだめだそうだ。 ―――、2日後。 完全硬化したのを確認し、今度は密着をよくするために、600番の紙やすりで、軽くこする。非常にデリケートなのでここは細心の注意が必要だ。 そして、表面の削りかすをきれいにして、念のためにシリコンオフで油分をきれいに取り除いたら、ようやく最後の段階である。 使用説明書どおり、缶の底にあるピンを押し込み、缶を逆さにして10分ほど待つ。10分たったら30回ほど缶をよくふり、塗装を開始する。 インターネットでウレタンクリアーの上手な塗り方を紹介しているのを参考に、重ねて厚く塗るのではなく、一発で厚塗りをすることにした。 で、均等に全体を塗ったら、また小休止。三日間ほど放置する。 三日後のバニアケースがこれだ。 いかがだろうか? さて、それでは最後に、バニアケースを留める金具を取り付ける。使った留め具は、建築資材を取り扱う店で購入した。ノーブランドではあるが、ステンレス製の上にお店の人お勧めの鍵穴つきの1品である。 で一番初めににあけておいた新しい穴にねじとボルトで取り付けて、完成である。 多少留め具の取り付け位置が甘かったようだが、許容範囲内である。 VRXに取り付けてみた。 どうやら大正解だったようだ。 ただ今回の反省点として、このぐらいの塗装だったら、労力を考えると業者に頼んだほうが安かったかもしれないということがあげられる。自作も良し悪しである。 今後の予定 片方のバニアケースの中に、インバーターを仕込む。