このVRXは新車ではない。もちろん中古で買ったものである。
買った直後の車検では、冷却液交換という項目は無かった。そんな訳で、VRXの全てを知るべく、冷却液の交換をしようと思う。ついでにラジエータキャップにいいものを使うことにする。。。
使う部品は下記のとおり


デイトナ　ハイパフォーマンスLLC
液色：グリーン
成分：エチレングリコール
種類：ノンアミン
希釈率：60％(原液6：水4)
凍結温度：-45℃

ロングライフでありながら、熱交換率に優れたクーラント、優れた消泡性により、キャビテーションを防止し、エンジンのダメージを大きく軽減。ラジエターへの優れた保護効果を発揮します。






ちょっと濃いから、40％近くまで薄めて使うことにする。。。

プロト クールテック タイプＲ
バネレート : 1.3kgf/cm2

さて、まず最初の作業工程だがとりあえずタンクを外す。
で、次にVRXを後ろから見て右側のサイドカバーを外す。

で、左の写真にあるラジエータキャップを外し、エンジン下部にある冷却液専用のドレンドボルトから抜いていく。冷却水用であると思われるドレンドボルトは写真のとおりである。多分だが・・・

注意すべき点として、LLCを抜くだけでなく、パイプ内を水で洗浄しないといけない点だ。ずっと水を流し続けて、水が透明になったら終わりである。そしてボルトを戻す。

で、忘れずにリザーブタンクも洗浄しておく。


そして、あとは冷却液を補充してやるだけだ。まず、リザーブタンクの目盛りいっぱいまで冷却液を補充し、次にラジエーターキャップから補充してやる。で、こんな感じ。


さて、ここまで出来たら、次はキャップを閉める前に、チューブ内にある空気抜きをしなければならない。まずはチューブをもんだり押したりして空気を抜く。空気が出ないようだったら次の工程だ。

　ラジエーターキャップはあけたままアイドリング開始。
　その際、気をつける事として負圧チューブの穴は塞いでおくこと。
　アクセルを開け回転を上げると、液が引き上げられ水位が下がるので下がった分を補充しておく。上記の写真のようになって、回転を上げても水位が下がらないようになったら終了である。
　で、最後は蓋を閉めて終わりだ。


さて、これで完璧であればいいのだが、念のため一回ならしで走ってきてもう一回蓋を開けることを推奨する。うまくいっていない場合、冷却水が減っている事があるので補充をしなければならない。